2025年1月27日
【手作りレシピ・ぞうきん】学校用ぞうきん、ミシンの作り方、手縫いの作り方を教えます。
- 手作りレシピ
皆さま、こんにちは。手づくりクリエイターのユキンコです。
今回は「ぞうきん」の作り方を分かりやすく解説します。
100円ショップにいくと、「スクールぞうきん」「学校ぞうきん」といった名前で白いぞうきんが2~3枚入りで売られています。
今でははぞうきんは「手軽に買えるもの」になっていますが、暮らしの中で使うものをほんのひと手間かけて自分で作る……そんな暮らしを楽しんでみませんか。
【手作りレシピ】 No.2 ぞうきん
《もくじ》 ・▲クリックすると①~⑤のところに飛べます。 |
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①1枚のタオルでぞうきんを1枚作る場合
フェイスタオルを1枚用意します。
フェイスタオルは、幅30~35cm×長さ80~85cmくらいの長方形のタオルです。顔をふく時やキッチン・トイレの手拭き用のタオルとして一般的に使われるものです。
まず裏面を上に向けて置き、片方の端を中心位置まで半分に折ります。
次に、反対側も同様に折ります。
中心でさらに半分に折ります。
周囲と中央の生地がずれないように、バツ印を描くように縫います。
お好みで端にひもなどをはさんで縫い留めておくと、吊り下げて使用できます。
※どこから縫い始めるかについては③でご紹介します。
ちなみに、テープ状のひもをはさむ場合は、このようにはさんだり、
このようにはさむと吊り下げやすいですね。
ミシンで縫う場合と、手縫いの場合のコツについては、③・④をご覧ください。
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②1枚のタオルでぞうきんを2枚作る場合
100円ショップなどで売られている白ぞうきんの多くは、フェイスタオル1枚を4つ折りして縫ったものよりも、一回り小さく、また生地の厚みも薄いものになっています。
これは、1枚のフェイスタオルから2枚のぞうきんを作ったものくらいのサイズ感です。
生地の厚みが薄くて軽いので、手が小さいお子さまにとっては絞りやすかったり、薄いので乾きやすいというメリットがありますね。そして何より経済的!
フェイスタオルを中央でカットします。
タオルの端、三つ折りで縫製されているところを切り落とします。
中表に合わせて2つ折りにします。
1cmの縫い代をとって端を縫います。(※ミシン・手縫いのコツは工程③・④で解説しています)
端まで縫ったら、表に返します。
生地を整えておきましょう。
①と同様に、周囲と中央の生地がずれないように、バツ印を描くように縫います。
お好みで端にひもなどを縫い留めます。
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③ミシンでぞうきんを縫うときのコツ
4つ折り、または2つ折りしたタオル生地はふんわりしていてかさばり、角の部分は厚みがでるため、ミシンでは縫いづらいです。
いざ角からスタートしても同じ位置で足踏みしてなかなか進まない、ということもよく起こります。
目打ちを使って生地を後ろに押して送り出すこともできますが、
ミシンの扱いに慣れていない方、タオル生地をミシンで縫うことに慣れていない方は、写真のようにそれぞれ辺の中心から外側に向かって縫うと、きれいに縫うことができます。
縫う時は、タオル生地を後ろに引きながらミシンの速度に合わせて縫い進めるとスムーズです。
中心をバツ印に縫いとめる時も、中心に印をつけておき、中心から外に向かって縫うと、タオル生地がひっかからずスムーズに縫えます。
縫い始めと終わりの返し縫い、糸の始末の回数が多くなるので若干手間が増えますが、きれいに縫えますよ。
※パワーのあるミシン、数枚重ねでも問題なく縫えるミシンなら角から縫い始められます。
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④手縫いでぞうきんを縫うときのコツ
②の2つ折りしたタオル生地で縫う場合で、解説します。
まずタオル生地を中表に合わせ、上端を手縫いで縫っていきます。
手縫い針を写真のように、ぐしぐしと「ぐし縫い」します。
3針くらい縫ったら糸を引きます。(糸の端は玉結びしておきます)
2回目に針を入れる時は、針目の半分~1つ分くらい戻った位置に針を刺します。
そうして、刺した位置からまたぐしぐしと3針くらい、「ぐし縫い」をします。
これを端までくり返します。
この縫い方をすることで、糸がもし切れてしまうようなことがあっても、すーっと糸が一気に抜けることを防げます。また、糸がひっかかって生地が一箇所に寄ってしまことも防げます。
表に返します。
きれいに仕上げたい方はタオルと同色の糸で、こだわりがない方はお好みの糸でどうぞ。
ミシンの場合と同様に、周囲と中央の生地がずれないようにバツ印を描くように縫います。
※この時も、ぐし縫いのたびに半針~1針分戻って縫う、をくり返します。
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⑤おまけ
ここからは、私からのささやかな提案です。
縫いものをしていると、時々縫い糸が余ってしまうということがありませんか?
ボタンを付けた時、破れたものをつくろった時、ちょっとした縫いもののあとで針に糸が残ってしまう、そんな時に手縫いのぞうきんの作りかけを縫う、というのはいかがでしょうか。
余り糸は、色もバラバラ、長さもバラバラ。
自由気ままに縫います。バツ印にこだわらなくても大丈夫!
時間をかけてゆっくり1枚のぞうきんを縫っていく方法です。
お裁縫箱の中に、ひとつ作りかけのぞうきんを入れておけば、余った糸を最後まで大事に使うことができます。
暮らしのちょっとしたすきま時間に、頭を使わず気晴らしをするようにチクチク。
最近はお掃除シートで床掃除をする方も多いと思います。私も多忙な時はお掃除シートでササッと済ませますが、ぞうきんで床を磨き上げると部屋の清々しさが違って見えるから不思議です。
ぞうきんのある暮らし、縫いものを楽しむ暮らし、よかったら取り入れてみてくださいね。
2025年1月27日 ユキンコ
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