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2024年11月25日

【手芸道具あれこれ No.11 まち針 その2】まち針の正しい打ち方ってあるの?基本的な使い方をみてみましょう。

  • 手芸道具あれこれ

皆さま、こんにちは。手づくりクリエイターのユキンコです。

「手芸道具あれこれ」第11回 まち針 その2は、まち針の打ち方についてです。

 

手芸道具あれこれ No.11  まち針 その2

《もくじ》

①まち針の打ち方

②まち針をとめる向き

③まち針以外の道具

▲クリックすると①~③のところに飛べます。

①まち針の打ち方


まち針は生地に針を「刺して」使いますが、手芸レシピなどではまち針を「打つ」「とめる」という表現がよく使われます。

この「打つ」「とめる」には、まち針をただ刺すという意味だけでなく、まち針を刺して生地がずれないようにしておく、というニュアンスが含まれています。

 

まち針には、刺す適切な順番があります。

まずはじめに、縫い合わせたい生地の角(端)に刺します。

このとき、生地に対して針は垂直です。2枚の生地の印をしっかり合わせて刺し通します。

 

小さく布をすくって、針先を出します。

次に、もう片方の角をとめ、続いて中央をとめます。

 

このように、縫い合わせたい生地の両端を最初にとめ、次に中央を、さらにその中間をとめていきます。

まち針どうしの間隔が広い場合は、さらにその間…というふうに刺していくと生地がほどよくおさまります。

 

②まち針をとめる向き


次に、まち針は生地に対してどちら向きに刺すか について考えてみましょう。

写真は、生地の上端側から生地中央に向かって刺しています。右から手縫いすると、これは縫いづらいでしょうか、それとも縫いやすいでしょうか?(右利きの場合)

 

ミシンで縫う場合は、針を右手で抜きながら縫うことができるので、このまち針のとめ方が縫いやすいです。

 

それでは手縫いの場合はまち針をどのようにとめればいいのでしょうか。

 

写真のとめ方では、針先が自分のほうに向くので、手に刺さりやすくなり、縫いづらいです。

 

手縫いの場合は、このように生地の端に向かって刺すほうが縫いやすいです。

※縫い代が短い場合、セルまち針のような長い針では印どうしを合わせづらいので、短いまち針を使うと良いでしょう。

ただ、人によって自分なりのやりやすい方法があると思いますので、「私はそのやり方じゃないほうが好き」という方もいらっしゃるかもしれません。ひとつの参考程度にしてください。

③まち針以外の道具


最後に、まち針を打つ以外の道具についてご紹介します。

 

まち針の代わりとして広くつかわれるようになったのが、仮止めクリップです。

仮止め用のクリップはほどよい圧力で生地と生地をとめてくれる、便利な道具です。

ただ、印と印をきっちり合わせて縫うときは、まち針を使いましょう。

 

仮止め用クリップは、持ち手を固定したり、厚みのある生地を固定する場合などに便利です。

 

「仮止めクリップ」という商品が手芸の世界に登場するまでは、洗濯バサミや文具用クリップなどを使っていた方が多かったです。

ただ、文具用クリップは圧力が強すぎて生地に跡がついたり、洗濯バサミはかさばるので置き場に困ることも。

 

そんな世界にある日突然手芸用クリップが登場し、手芸業界では「まち針の代わりが登場した!」と驚かれました。誰でも考えつきそうなものだけど、でもそれを最初に形にするって難しいことですよね。

生地の仮止めは今、まち針も必要、仮止めクリップも必要、両方がほどよくよい働きをしてくれるありがたい環境になりました。

 

その時々に必要があって生まれてくる手芸道具の世界、面白いですね。

 

 

2024年11月25日 ユキンコ

 


 

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