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2024年1月22日

ちいさな暮らしのおすそわけ No.5 いりこ、恐るべし

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ちいさな暮らしのおすそわけ


No.5 いりこ、恐るべし

 

娘が小学校の家庭科でだしのとり方を学んだらしく「うちでもいりこのだしでお味噌汁をつくってほしい」とリクエストが。私がかつおだしが好きなので、我が家ではいつもパック入りのかつおだしと、液体かつおだしを料理によって使い分けていて、いりこだしには不慣れ。早速いりこを買ってきました。

 

子どもの頃によく泊まりに行った祖母の家では、味噌汁はいつもいりこだし。頭もハラワタも取らずにいりこを数匹入れていた思い出もあり、自分もいりこをそのまま投入して味噌汁を作ったところ、「学校では頭と内蔵を取ってたよ。これだとちょっと苦いよ!」と娘から苦言。次からはちゃんと取ると約束をしました。

 

翌日、いりこの頭と内蔵を取る作業をしていたところ、右手の親指の先に激痛が。「痛!!!」なんと、いりこの細い細い骨が刺さってしまったのです。慌てて指先を見ると、恐らくこれかなと思う小さなトゲがあったので、もう片方の手でさっと取り除きました。「いりこ、恐るべし…」

 

味噌汁は無事に完成し、「いりこだし、おいしい!」と娘は喜んでくれたのですが、その後 縫い物をしようと針を持ったときに、親指に激痛が走るではありませんか。「やばい、いりこの骨が指先に残ったままなのかも…」

 

痛みのあるところを適当に針でつついてみたものの、どうしても痛みがとれないので皮膚科へ駆け込みました。医師が拡大鏡を覗きながら「これかな?」と指先を鋭利なもので軽く切って取ってくれました。

 

ところが、翌日も激痛が消えません。「もしかして、まだ残ってるのでは…」と不安になり、再び皮膚科へ。

 

 

私 : 「先生、まだ指先が『痛っ!』ってなるんです。小さい骨が残ったまま皮膚が閉じて、ずっと痛みがとれなかったらどうなるんですか!」

医師:「以前そういう方がおられましたねぇ。その方はどうしてもトゲが見つからなくて、結局、総合病院で指先の肉の一部を削り取ることになったんですよ。」

私 :「ええええ!!!!」

医師:「昨日トゲは取れてるはずなので、今日の痛みは、切ったところが痛いだけじゃないですか? 数日様子を見て、それでもまだ痛みがなくならないようでしたらまた来てください。」

 

ということで、すごすごと帰宅。数日後、私の不安に反して痛みは完全に消えました。2度目の通院は、ただの思い込みだったようです。ちょっと恥ずかしい…。

 

娘: ねーねー、ママみたいなことが起きること、ことわざでは何ていうんだっけ?

私: ことわざ?なんだろう、『一寸先は闇』かな。

娘: 『やみ』って言葉はちょっと怖いよ。『一寸先は、いりこの骨』でどうかな!

私: それ何の提案なの…(笑)。

 

日常には思わぬ小さな事故が潜んでいるものですね。みなさんも、いりこの骨(思いもよらない小さな事故)にご注意を。

 

2024年1月22日 ユキンコ


 

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