手芸道具あれこれ 縫い針その２ ～広島針 ワンタッチ針 ～

2024年8月19日

手芸道具あれこれ　縫い針その２　～広島針ワンタッチ針～

広島針
手芸道具あれこれ

皆さま、こんにちは。手づくりクリエイターのユキンコです。今回は「手芸道具あれこれ」の針の続編として、「ワンタッチ針」と、簡単な針ケースのレシピをご紹介します。

《もくじ》

・①広島針　ワンタッチ針のご紹介

・②ワンタッチ針の使い方

・③針ケースの作り方

手芸道具あれこれ　縫い針その２～広島針ワンタッチ針～

・①広島針　ワンタッチ針のご紹介

森川製針の広島針には、日本の春夏秋冬をイメージした４種類のパッケージがあり、それぞれセレクトした針がセットされています。

ピンク（春色）　　ソーイング用
グリーン（夏色）　　ワンタッチ針
オレンジ（秋色）　　フランス刺繍針
ブルー　（冬色）　　クロスステッチ針

今回はグリーン（夏色）のパッケージの、ワンタッチ針をご紹介をします。

▼春にご紹介した「ソーイング用」 についてはこちらをご覧ください。
手芸道具あれこれ　縫い針　～広島針ソーイング用～

広島針　ワンタッチ針

ワンタッチ針は、糸通しの必要がない縫い針です。
手芸道具あれこれ　No.３　糸通し　でも一度、糸通しの必要がない針としてご紹介しています。

セット内容を見てみましょう。

《セット内容》
ワンタッチ針　２本（長さ42mm×太さ0.89mm）
ワンタッチ針　２本（長さ38mm×太さ0.76mm）
ワンタッチ針　２本（長さ37mm×太さ0.71mm）
虹　（ガラス待針）　　４本
輝　（ガラス待針）　２本

手縫い用の針は生地の厚みによって、 厚地用、普通地用、薄地用の３種類あれば O K！ です。こちらのセットには３種類の生地に適した、長さ・太さの異なる針が２本ずつセットされています。

この１セットでほとんどの生地、縫い方に対応できるので、ワンタッチ針セットは、ソーイングの基本スターターセット と言えます。

また、さわやかな緑色のまち針が２種、合計６本セットされています。

・介します。

>②ワンタッチ針の使い方

次に、ワンタッチ針の使い方です。

まず、針の頭にある溝に糸を当て…

糸を「押し込んで穴に通す」仕組みです。

糸通しが手間に感じる方、針穴が見づらくて通しづらい方には大変便利で使い勝手のよい針です。

デメリットは通すときに少し力が必要で、糸に負荷がかかること、まれに縫っている途中で糸が針からはずれてしまうことです。

ただ、使い慣れるとこの針しか買わないという方もおられる程人気の針なので、使ったことがないという方は、一度試してみてください！

糸通しをすることが手間ではない方はソーイング用 を、糸通しを簡単にしたいという方はワンタッチ針 がおすすめです。

また、どちらも可愛らしいパッケージなので、ちょっとしたプレゼントやお土産にも喜ばれそうですね。

>③針ケースの作り方

今回は、初心者の方でも簡単につくれるブック形の針ケースの作り方をご紹介します。

※ワンタッチ針のパッケージに合わせて グリーン系の生地 で作ってみました。

まずは、材料を用意します。

用意する材料（※次の写真と併せてご確認ください）
・表布…… つなぎ合わせて14×21.5cmになるもの
・内布 …… 14×21.5cm
・内側のポケット用布 …… 8×21.5cm
・アイロン接着キルト綿…… 14×21.5cm
・接着芯……8×21.5cm
・フェルト２～３枚 …… 8×14cmくらい

表布は1枚の柄布でもいいですし、数枚をつなげて作ってもOK。