2024年1月15日
【ちいさな暮らしのおすそわけ No.4 】「ありがとう」は形を変えて、どこまでも…
- ちいさな暮らしのおすそわけ
月曜日の朝に、日々の暮らしの中で見つけた “ ちいさな(しあわせな)気づき ” をお届けしています。
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ちいさな暮らしのおすそわけ
No.4 「ありがとう」は形を変えて、どこまでも…
先日、田舎の叔父さんから大量のお米が届きました。食べきるのに数ヶ月はかかりそうなくらいのボリュームです。叔父さんは米農家ではありません。
田舎では現在も物々交換のシステムが成立しています。昨年叔父さんは、ちょっと頼まれて畑の草刈りや農作業をするなど、近隣の方のお手伝いを無償でたくさん引き受けました。その御礼にと、そのご家庭でとれたお米をたくさんいただいたそうです。
いつもなら、その御礼がお米のときもあれば野菜やお菓子のときもあるらしいのですが、昨年はたまたま大半がお米に偏ってしまったそうで、「もらった米が100キロくらいになってしまった。とてもじゃないけど食べきれないから助けてくれ!」と我が家にSOSの電話がかかってきたのです。叔父さんは本当に困っていました(笑)。
ただでお米がもらえるなんて、こちらとしてはありがたすぎる話です。人は、ただで何かをもらうとお返しをしたくなるのが心情。叔父さんは私の姉のところにも同じだけのお米を送っていたので、私と姉とで相談し、ふたりでお金を出し合って「叔父さんが気を使わない程度のお返しを送ろう」ということになりました。また、私がもらった分のお米も食べきるには結構な日数がかかってしまうので、私も知り合いにちょっとおすそ分けしようかな…と考えはじめました。
叔父さんが農家の方々からいただいた、たくさんの「ありがとう」のお米。叔父さんは自力で消費しきれなくなり、あふれた「ありがとう」が私や姉のところにまで流れてきました。私や姉がお返しをすると、叔父さんはまた私たちに「ありがとう」と言い、「また送るからね」と言ってくれます。私が受け取ったお米の一部が私の知り合いに流れていき、知り合いは「ありがとう」と言って私にお菓子などのお礼を返してくれます。
ひとつの「ありがとう」が、こうしてゆっくりと色々なところまで循環していくと考えると、面白いですね。
言葉で伝える「ありがとう」は大事だなと思いますが、ちょっと物に置き変えて伝える「ありがとう」も、いいもの ですね。
2024年1月15日 ユキンコ
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