2024年3月4日
お直し&リメイク No.4 ぴったりサイズにお直し。パンツの丈を長くする方法!
- お直し&リメイク
皆さま、こんにちは。手づくりクリエイターのユキンコです。「お直し&リメイク」の4回目は、《 パンツの丈を長くする方法 》です。
パンツの裾を短くする方法は第2回でご紹介しました。今回は、逆に少し長くしたい という場合の方法です。
今回もできるだけ分かりやすく、細かいところまで解説することを心がけていきます!
お直し&リメイク No.4 パンツの丈を長くする方法!
《もくじ》 ・▲クリックすると①~③のところに飛べます。 |
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①パンツの裾の糸をほどく
今回お直しするのは、120サイズのお子様用パンツ。裾をあと2cmくらい伸ばしたいとのリクエストです。
まずは裾をチェック。裾の端は2.7cmほど裏側に折り上げてありました。
丈を伸ばす=裾の糸をほどいて生地を伸ばす、ということなので、最大でも生地がある分までしか伸ばすことができません。ここでは2.7cmの生地端があるので、縫い代を0.7~0.8cmとるとして、約2cm伸ばすことが可能 になります。
糸切り(リッパー)で糸をほどいていきます。玉のほうを使って糸の間をくぐりながらカットします。
カットした糸を取り除き、きれいに整えます。あて布をして軽くアイロンをかけておきます。
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②裾にバイアステープを合わせる
ここで用意するのが バイアステープ です。パンツとバイアステープを中表に合わせ、端をそろえて一周まち針で仮止めしていきます。
※今回使用するバイアステープは「幅1.8cm・両折りタイプ」、両端が折られた状態で幅が1.8cmのものです。端が0.8cmずつ折られた状態になっているので、この折り目の上を縫う= 縫い代0.8cmをとるのと同じことになります。
※裏側に隠れてしまう部分なので、スタート位置はあまり気にしなくてよいです。
※わかりやすくするために、ここではピンク色のバイアステープを使用していますが、パンツの色と合わせたものをご用意ください。幅1.8~3cmくらいのものがおすすめです。
一周回ったところで、まずスタート部分のバイアステープの端を1cm折り返します。次に、もう一方の端を上に1cm重ねたところでカットします。
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③縫う
バイアステープの折り目のところ(端から0.8cmのところ)の上を一周縫います。
※使用するバイアステープによって、この折り目の幅が異なります。仕上げたい裾の位置に、用意したバイアステープの折り目の線がくるように合わせて縫いましょう。
縫い上がった状態です。
バイアステープを内側に折り返します。バイアステープの端がパンツの裾より少し内側に入るようにしてクリップやまち針で止め、画像の点線の位置を縫います。
※縫う時は、パンツを裏返すと縫いやすいです。このまま縫っても大丈夫です。
できあがり!
★バイアステープのつなぎ目の開きが気になる場合は、手縫いで縫い合わせてください。
バイアステープの折り線と、上下の端それぞれ一周ずつ縫いました。1.8~3cm幅のバイアステープをおすすめしたのは、使用するバイアステープによって、この上下の縫い目の幅が決まるためです。あまり幅が広いと表側から裾を見たときに間のびした印象になるので、2~2.5cm幅くらいのバイアステープが最適かもしれません。お好みでどうぞ。
もうひとつ、チノパンの裾のばしもやってみました。こちらも方法は同じです。
糸をほどいて、バイアステープを合わせ…
縫う。
内側に折り込んで、バイアステープの端を縫う。
市販のバイアステープでちょうどよい色がない場合は、生地を細長くカットして合わせても。ちらっと裾から柄布が見えても、それもまた味です(笑)。チノパンは元の裾の縫製が1本のみで仕上げてあったため、裾の下端は縫いません。
自分で洋服をお直しして大切にはいているなんて、ちょっと素敵なことだと思いませんか。よかったらやってみてくださいね ♪
2024年3月4日 ユキンコ
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