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2024年12月16日

【手芸道具あれこれ No.13】家庭科の裁縫セットには何が入ってる?100円ショップのポーチを簡単カスタマイズ!

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皆さま、こんにちは。手づくりクリエイターのユキンコです。

「手芸道具あれこれ」第13回は、これまで色々と解説してきた手芸道具が勢ぞろい、家庭科の裁縫セットの中身についてです。

 

手芸道具あれこれ No.13  家庭科の裁縫セットには何が入ってる?

《もくじ》

①家庭科の裁縫セットの中身

②あると便利な追加の道具

③100円ショップのアイテムを裁縫ポーチに簡単カスタマイズ

④おすすめの縫い針

▲クリックすると①~④のところに飛べます。

①家庭科の裁縫セットの中身


 

私が子どもの頃、赤と黒しか存在しなかった小学校のランドセルが、今ではピンクや水色、紫など色とりどりになり好きな色を選べるようになりました。最近では布製ランドセルが登場、革から軽量の化学繊維に……時代の変化を感じますね。

一方、裁縫セットはどうでしょうか。

私が子どもの頃は、「裁縫箱」と呼ばれるプラスティック製のフタ付きのボックスでしたが、この数十年の間にファスナー付きのポーチタイプが主流になりました。

 

箱だとどうしてもそれを持ち運ぶ “袋” が必要になりますが、“ 手提げ袋 ”を兼ねている裁縫ポーチは持ち運びにも便利ですね。

 

今回の話題は、「家庭科の~」と書いていますが、これから手芸を始めてみようという方、日常や趣味で縫い物に挑戦してみようと思われている方もぜひ、参考にしてくださいね。

 

一般的な家庭科の裁縫ポーチのラインナップです。

①裁ちばさみ
②糸切りバサミ
③縫い糸(手縫い用)黒・白  ※その他、赤・グレー・紺・生成など
④針山(ピンクッション)
⑤縫い針糸通し まち針
⑥メジャー
⑦リッパー
⑧チャコペンシル(2~3本)
⑨定規
⑩指ぬき
⑪えんぴつ削り

 

基本的な道具としては、①~⑧までそろっていればほぼ十分だと思います。学校の授業の内容によっては⑨以降が必要かもしれませんが、実際に使ってみてからあると便利なものを足していけばよいでしょう。

それぞれの道具については、これまでのブログで解説をしていますので、ご興味のある方は上記①~⑩の文字をクリックしてご覧ください。

 

ちなみに、我が家の場合は学校指定のものを買わず、子どもと一緒に手芸店に行き、好きな色のハサミを選ばせたり、道具を入れる袋を子どもにデザインさせて用意しました。(自分で選ばせたものなら道具への思い入れも深まり、より大事にしてくれるかなという親の密かな策略です)小学校を卒業した今も、大事に使ってくれています。

②あると便利な追加の道具


基本の道具類の他に、さらに用意するなら、このような道具があるとより便利になります。

①目打ち
②チャコペン(液体タイプ)
③ミシン針  *ミシン制作の場合
④クリップ(大・小)
⑤ボタン類(スナップボタン・洋服用ボタンなど)
⑥ルレット
⑦しつけ糸
⑧針磨き
⑨糸通し・ゴム通し
⑩ほつれ補修針

 

家庭科の授業用に限らず、日常使いの裁縫セットを自分で集めてみようと思われる方は、ラインナップの参考にしてみてください。

これまでのブログで解説をしているものはアイテム名に下線がついています。ご興味のある方は文字をクリックしてご覧ください。

 

 

こうして、あれもこれもと集めていくと、手芸道具箱はなんともにぎやかなものに。

それでは次は、これらをすっきりと使いやすく収める「裁縫ポーチ」を用意しましょう。

③100円ショップのアイテムを裁縫ポーチに簡単カスタマイズ


 

市販の裁縫ポーチはキャラクターの柄が入ったもの、厚みのある合皮で作られたものなど、さまざまです。
裁縫セット+ポーチで、ざっくり2000~3000円台くらいの価格帯になっています。

 

今回はもっと安価にご用意できる一案として、100円ショップのアイテムを使った裁縫ポーチをご提案します。

※次回のブログでは、布から作る場合のご紹介をします。

 

用意したのは、こちらの2つ。マチありのメッシュポーチと、持ち手のついた化粧ポーチです。

明るい白や生成色などがあるとお子さま向けに良いかなと思ったのですが、残念ながらどちらも黒色しかありませんでした。

飾りとして付けられるワッペンも買ってみました。

 

メッシュポーチは200円、化粧ポーチは300円。

 

メッシュポーチはごくごくシンプルに、手芸道具を入れるだけ(笑)。

中身がごちゃごちゃしてしまうので、それぞれのものを透明袋などに小分けすると良いでしょう。

 

私は仕事柄、たくさんの手芸作品を作っていますが、自分が普段使いする裁縫ポーチはこういった中身が見えるメッシュのものや、透明のファスナーポーチを使っています。

 

理由は中身がよく見えて、必要なものがすぐに取り出せるから

仕事においてはスピードが重要なので、合理一辺倒で選んでいます。

 

ただ、もう少し見た目も楽しみたい、形やデザインにこだわり気分をあげたい、といった方にはちょっと……盛り上がりに欠けるかもしれません。

 

たくさん収納したい、という方には、持ち手のついた化粧ポーチで、ダブルファスナー仕様のものがおすすめです。ファスナーで両方から開けることが出来てとても便利です。

 

 

300円の化粧ポーチといってもあなどれません。マチが広くてたっぷり収納できることに加えて、両サイドにポケットがあり、またセンターラインを区切る位置にメッシュのファスナー付き収納スペースがあります。

これで大半のものは収納できてしまいます。

 

底が広いので、持ち手部分をぐいっと広げて折り返すと、そのまま直立出来るのも便利です。

 

あとはここに、お子さまがお好きなワッペンを付けてればOK!

アイロンワッペンはそのままナイロンやビニール素材にアイロンで接着すると生地が溶けてしまうので、手芸用の接着剤を使って接着します。

 

 

しかし、ただこれだけのワンポイントだとどうしても、100円ショップの化粧ポーチ感が出てしまいます。

そこで…

 

簡単なカスタマイズ方法をご紹介します。

まず、持ち手を縫い留めている糸を外します。ここは内側の縫い糸すべてではなく、持ち手の部分のみを外します。

 

はずれました。

 

次に、持ち手と同じ長さ×横幅7cmの生地を2枚用意して、裏側に同サイズの接着芯を貼ります。

持ち手は細いので、模様がしっかり出るよう、柄が細かく詰まっているものを選びました。

 

端を1cm折ってアイロンをかけ、さらに半分に折って両端を縫います。

 

あとは、持ち手を同じ位置に差し込んで、縫いとめるだけ。

 

持ち手と同じ生地でリボンなどを作って飾るのも良いですね。

 

お子さんのお好みに合わせた簡単カスタマイズ、いかがでしょうか。

好きな絵柄のワッペン、お名前シールやハンドメイドタグなどをつけても雰囲気がガラッと変わりますね。

 

シンプルな物でも、英文字のタグなどを付けると雰囲気がグッと上がってきます。

最初はできるだけ手頃なお値段で始めたいという方、レベルが上がったら自分好みに手作りしてみたいという方は、こんなところから始めてみられてはいかがでしょうか。

 

 

④おすすめの針


 

最後に、ソーイングセットに欠かせない縫い針のご紹介をします。

TUKUMOで販売している基本の縫い針セットです。

薄地から厚地までに対応した3種類の針、糸通しとまち針が入ったミニマムセットです。

ポーチは手頃なものでも、ぜひ縫い針は本当に良質なものを手にしていただきたいです!

 

 

 

メイドインジャパンの丈夫な針は、手縫いを楽しむ方の味方になってくれることでしょう!

 

 

 

【ショップページ】

TUKUMO ニードルセット 手縫針

TUKUMO STYLE

 

広島針 ニードルセット ソーイング用

▲こちらの商品はまち針の本数が多い針セットです

 

次回は、生地から手作りする裁縫ポーチをご紹介しますね~!

 

 

2024年12月16日 ユキンコ

 


 

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